がらくた

双極性障害と、本と映画と、日常と、小説ポエム書いて非日常へと。

本と映画の記録

ブラックレインの松田優作の「やべー奴、出てきた」感【ネタバレあり】

以下ネタバレ。

原作好きでもドラマ版プリズンホテルは良かったけどなー

浅田次郎のプリズンホテルの文庫を読もうと思ったのに、どういうわけかドラマを発見し、視聴。 原作はとにかくスカっとしたいときに落ち込んだときに読むと良い本だと周りにおススメしている。 ドラマ……原作ファンはこれ、何て言うんでしょうか笑 よくありが…

竜馬の妻とその夫と愛人 が 記憶にございません! よりも全然面白いじゃんって話【もちろんネタバレあり】

最初はちょっとダレていて、つまんないかなーと思えてきたのだが、中井貴一が取り乱して熱くなっている姿と、見事にやる気のないノリさんとの掛け合いが面白くて、思わず笑ってしまった。 鈴木京香はしぐさのひとつひとつが色っぽくて、役でもそうだったけれ…

blank13が良過ぎた話を聞いてくれ【ネタバレあり】

実話だからこんなこと言いたくないけれど、話自体は面白くないです…。ただ、無駄なセリフがない脚本。声がない分、退屈になりそうなタイミングで、過去を振り返ったシーンが入ってくるので、退屈しませんでした。音楽や回想のシーンが効果的だった。高橋一生…

夏目漱石のこころを読んで 34歳編 【ネタバレあり】

過去の記事mongoya.hatenadiary.com そして、現在の私が読んだ感想。 まず初めになんでこれを手に取ったのかというと、kindleで無料という理由もあるが、その前に夏目漱石の「明暗」を読んでいて、夏目漱石の文章ってあっさりしていて読みやすく、登場人物の…

夏目漱石のこころを読んで 中学生編【ネタバレあり】

こころ (新潮文庫)作者:夏目 漱石出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/03メディア: 文庫 前のブログにも書きましたが…… 中学生のとき以来に読んでの夏目漱石。 ここで、中学生のときに読んだ感想をちょっと振り返ってみようと思う。 とにかく当時は読んでい…

補給

女の子らしいものを補給したくて、そういうときは、オードリーヘップバーンを見るのに限る。 オードリーヘップバーンの生涯を、周りの人や本人にインタビューしたもの、映画作品を振り返る。 やはり、所作が美しい。 髪をかきあげるという、なんてことない動…

こころ、ころころ

去年読んだ夏目漱石の明暗がなかなか面白かったので、今度は中学のとき以来に読んだこころを読んでいる。 あのときはものすごいブルーな気持ちになったのに、今は「先生、屁理屈過ぎじゃない?頑固過ぎじゃない?どんだけ悲劇のヒーローになりたいんだよ。中…

井上靖「夏花」を読んだ感想~戦争が日常だったころ

夏花 (集英社文庫) 作者: 井上靖 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/09/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ネタバレしていますので、注意を。 この本を最初に読んだのは中学生ぐらいだった気がする。 去年も読んで、今月に入ってまた読…

吉村萬壱「ハリガネムシ」を読んだ感想〜エロとグロテスクがほしい人はおすすめ

ハリガネムシ (文春文庫) 作者: 吉村萬壱 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2006/08/03 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (34件) を見る 井上靖ブームで、戦争体験した小説家にやたらと惹かれると書いたが、今回はどういうわ…

安岡章太郎「文士の友情-吉岡淳之介のことなど」の感想

文士の友情: 吉行淳之介の事など (新潮文庫) 作者: 安岡章太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 中学生のころ、国語の時間で安岡章太郎の「サーカスの馬」という短編小説を読んで当時から衝撃…

爆笑問題30周年ライブ「O2-T1」が難解過ぎたので、自分なりに解釈してみる。

私の一番好きなお笑い芸人の爆笑問題の30周年ライブが昨日の深夜にテレビで放送された。 演劇を少しかじった身としては、生で観るのが一番楽しいに決まっているのだが、そのときはお金がなかったのか、体調が良くなかったのか、よく思い出せないが、ともかく…