がらくた

双極性障害と、本と映画と、日常と、小説ポエム書いて非日常へと。

保健センター

小さいときに母親とタクシーに乗り、母親が運転手に「保健センターまで」と言うと同時によく大泣きしていた。

保健センターは、幼児の予防接種でよく行った場所だ。つまり保健センターは注射をする場所だと思っている。

それに気付いた親は、私が言うことを聞かないと「保健センターに連れて行くよ」とよく脅し文句に使っていた。

そう言われると、私は慌てて親の言うことを聞いていた。

まさか大人になってもこんなに注射が嫌いになるとは思わなかったので、今でも「保健センター」という文字を見ると、ギクリとしてしまう。