がらくた

双極性障害と、本と映画と、日常と、小説ポエム書いて非日常へと。

理解されない孤独

f:id:mongumi:20181224013759j:plain

夕飯にカップ麺とおにぎり一個を食べていたら、父親にずっと「そんなに食べていたら、また胃を壊すよ」と言われ、ずっとイライラしている。

 

確かに鬱のときはずっと胃が痛いと父親に訴えていた。

でも、病院の先生曰く、私の胃痛は鬱から来るストレスからで、鬱が改善しない限りは胃痛は治らないと言われた。

食べ過ぎで胃痛になったと勘違いしている父親。

そうじゃないと何度も説明しているのだが、精神科にかかったことはもちろんない父親だし、鬱になると何も楽しめないという感覚を説明しても理解できないようで、躁になるとジプレキサを飲まないと大変なことになると説明してもやはり納得がいかないようだ。

それはそうである。

私も双極性障害になんかなる前は、精神科にかかる人なんて甘えだと思っていたし、精神障害なんてものは本当に頭の狂った人のことを指すもので、まさか自分がそんなものになるとは夢にも思っていなかった。

本当に双極性障害は、なってみないと、絶対に共感は得ることができない病気だと前々から感じてはいたが、またここでそれを痛感しなければならないのかと思うと、とても悲しい。

しかも、父親は思い込みも激しい性格で、人の話を注意深く聞かない部分もあるので、尚更分かって欲しいとすることは不可能だと思う。

くじけずに説得をすればいいのではないかと思うのかもしれないが、説得することに力を注ぐだけの体力はなく、生きることですら精一杯な今の自分の事情なのだから、難しい。

矛盾しているが、自分が双極性障害でなければ、もっと上手く説明できるのにと思う。

 

ただ、食べ過ぎで胃が痛くなっているのではない。

原因がない鬱によるストレスで胃痛に苦しんでいることを本当に理解してほしい。

夕飯を食べている途中、「また胃が痛くなるよ」とずっと言っていた父親にひたすらイライラしてしまい、ご飯の味がよく分からなかった。その言葉で不味くさせていた。食事の楽しみを奪ったと言ってもいい。

そんなこと言われても気にしなきゃいいのではないかと思うのかもしれないが、アダルトチャイルドで、ずっと優等生を演じ続けていた自分としては気にしてしまう。

これも、やはりアダルトチャイルドになってみないと分からない感覚なのであろうが。

 

私の胃痛を心配するならば、そういうことを言うのではなくて、私が鬱にならないように何かしてよと思った。

 

生理が近いせいか昨日からずっとイライラしている。

何にイライラしているのかも、もはやよく分からない。

躁なのかもと疑ったが、感覚としては何だか違う気がする。

 

ともかく、最近は母親の作る夕飯が美味しくない。

それは、この世から消えて欲しいと嫌う人が作った料理だと思うから、美味しくないと思うのかもしれない。

アダルトチャイルドに気付く前はあんなに美味しいと思った母親の料理のはずだったのに。

ひとりでご飯を食べるのが美味しくなくて、父親と最近は夕飯を食べていて、少しはご飯が美味しいと思うはずだったのに、本当に何を食べても美味しくない。

外食やお弁当のほうが美味しいと思ってしまう。

 

こんなに父親にイライラしてしまって、今に溜まっていた感情が爆発してしまわないか心配だ。

それで、この部屋にいることがとても窮屈で、息苦しくなって、また家出をしないか心配だ。

味方が父親しかいないというのも問題ではある。

でも、私は双極性障害のせいで、たくさんの友達を失ってしまって頼れる人が本当にいなくなってしまった。

だからと言って、衝突しないように自分を押し殺して父親の顔色ばかりを伺っては、またアダルトチャイルドに戻ってしまう。

やはり、一人暮らしが良いのだと思うけれど、日常の生活すらまともに送れない自分には無理があある。

本当にアダルトチャイルドと双極性障害のどちらも抱えているのは辛い。

一人暮らしも、実家暮らしも辛い。

贅沢な悩みと言われるかもしれないが、どういうふうに生活をして、何を心掛けたら、少しでも今よりも生活しやすくなるのか、まだ模索している途中だ。

 

それにしても、母親と同じ屋根の下で生活しているはずなのに、母親の姿を1週間ぐらい見ていない。

自分でもこんな生活は異常だと思う。おかしいと思う。

でも、どうすることができない。

もしかしたら、異常と思ってしまう自分がやはり、アダルトチャイルドを克服できていない優等生の自分が叫んでいるのかもしれない。

アダルトチャイルドで優等生でなかったら、こんな生活に何も異常を感じてはいなかったのかもしれない。

 

ずっと毎日、このままでいいのだろうかと答えのないことを考えている。