がらくた

双極性障害と、本と映画と、日常と、小説ポエム書いて非日常へと。

新生活

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眠れない日々が続く。

昨日は朝の7時まで眠れなくて、起きたのが昼前の11時半だった。

4時間だと私はとても眠いはずなのだが、少しお布団の中でダラダラした後、シャッキと起きた。

先週の今頃は鬱の真っただ中だった。

1日平均9時間以上は当たり前で、起きても1時間は動けず、ああ、また今日もだめだ。きっとほとんど動けない。

だからと言ってひとりぐらしだから、やらくてはいけないことがたくさんあり、ベッドでぼんやりと天上を見上げながら、動けないなら動けないなりに、今日はどの行動を最優先にするかなどと、鬱でただでさえ頭が回らないのに、しっかりしている部分がある私はこういうときでも優先順位を考えてしまう。

何もしない。って言うのが一番良い選択とは思う。

怠くて力が入らないし、フラフラだってするのに、掃除をしていた。

まぁこれは部屋が汚いのがどうしても許せないという、私の性格なのだが。

 

そして、私は新居の部屋の掃除と整理と必要なものを揃えている。

昨日は慌ててドラッグストアに行き、食器用のスポンジと洗剤、洗濯用洗剤と洗濯ネット、コーヒーに、おしぼり。

レジで商品がカゴからカゴへと移って行くのをバーコードを読み取るピッという電子音を聞くたびに、なんだか新生活はじめる人の買い方だなと思ってしまった。

 

先週の金曜日、父に連れられて私は実家に帰った。

今週の月曜日に一人暮らしの家に帰るつもりだったが、前回までのブログに書いてあるように、本当にひとり暮らしの生活が辛くて、

父は電話で母にしばらく家を離れてほしいと頼んだが、こういうときに、過呼吸が残って息苦しいのに横で聞いていて、だめだこりゃと思い電話を変わる。

久しぶりに母親と会話をした。

また過呼吸を起こしそうになる。やっぱり、といううよりか、ちっとも私はアダルトチャイルドを克服なんてできていなかった。

母親と会話していると逆らえないし、絶対である。

いつも色々と考えていて、言ってやろうと思ったことはたくさんあるのに、思考が静かになる。

気がつくと、母の言っていることに肯定している。

 

今週の月曜日、本当は私はひとり暮らしの家に帰るつもりだったが、またあの孤独感を味わうのがとても嫌、というより恐怖になっていた。

母親のいない4日間の実家は本当に楽しかった。

父親ともしふたりで過ごすならばこんな感じだろうと思った。

楽しくて躁転してしまったほどだ。

こんなことで躁転してしまうということは、あの鬱が本当に、自分で思っている以上に辛かったのだなと思った。

しかも、調子が良かった胃がまた痛く、吐き気がしてきた。

孤独感を味わうのが嫌だとしても、こんな体調で一人暮らしの家に辿り着けるかも不安だった。

そんなことを父親に話したら、実は先週の金曜日に父親が提案してくれた、1階の歯医者に、昔、従業員さんたちが休憩を取っていた使っていない部屋がある。

私の家は1階が歯医者で、2階が居住スペースになっている。

1階のその部屋にいれば、母親と顔を一切合わせることがない。

その部屋は冷蔵庫、電子レンジ、水道、トイレ、洗濯機、なんでもある。

ただ、お風呂がないので、私がお風呂に入るときは、母親が自室にいることにしてもらった。

その部屋は長年使っていなかったので、掃除から始まり、そして生活に必要なものを置き、そして買い足す。

 

もう、この部屋で生活を始めて4日経つ。

今のところ、快適である。

ただ不満、不安は時折聞こえる母親のヒステリックな声にドキドキして、気が動転する。

なんなら、母親の足音が聞こえただけで怖い。

 

急に始まった新生活、どうなることやら。

 

今は躁だから、鬱転したときが怖い。