がらくた

双極性障害と、本と映画と、日常と、小説ポエム書いて非日常へと。

blank13が良過ぎた話を聞いてくれ【ネタバレあり】

実話だからこんなこと言いたくないけれど、話自体は面白くないです…。
ただ、無駄なセリフがない脚本。
声がない分、退屈になりそうなタイミングで、過去を振り返ったシーンが入ってくるので、退屈しませんでした。
音楽や回想のシーンが効果的だった。
高橋一生リリーフランキーが屋上で対峙するあの距離感がなんとも言えない。
タイトルのタイミングも好き。
あと、相変わらず高橋一生の演技はいい。表情を変えないのに、微妙な変化を感じる。
お葬式の最後に斎藤工の表情が柔らかく感じたのは私だけ?

テレビの対談で、確か、僕らの時代って番組だったと思うのですが、斎藤工北野武監督のキッズリターンが好きで、北野武監督のイメージと言えば、無駄な台詞がなくて、間や表情、雰囲気に重きを置くイメージだったので、それに憧れて作ったのかと推察。
ちなみに、私は北野武の映画が大好きなので、雰囲気というか、作風が似ているこの映画がなおさら好きなのかもしれない。

レビューで、学生映画みたいとも書かれていたが、青臭い映画だとしても、その青臭さも好きなのかもしれない。

とにかく、脚本と演出が素晴らしい作品でした。

 

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