評価!
昨日、父親に私が書いた小説を渡したら、早速、赤線をいくつか引いて感想を持ってきた。
ちなみに見せた小説はこれ。
色々と話したが、どうやら父親はこの小説の言いたいことが分からなかったみたいだ。
70歳の父親に、若者が感じる死について分かるはずもないし、そもそも若者の気持ちなんて分かるはずはないわ。
と自分に甘い私はそう考えてしまった。
しかしである。
私は三島由紀夫の奔馬を読んで、主人公の気持ちにかなり感情輸入してしまった。
主人公は世の中を思って、政府の偉い人を殺してしまう部分にである。
私は政治のことなんてよく分からないし、良くしたいなどと考えたことがない。
(ちなみに私は主人公の気持ちに共感しただけであって、政治的思想に右や左はない)
読者が興味がなかったものや、共感しなかったものを、興味のあるように引き込む三島由紀夫の文章力がすごい。
だから、私の小説も70歳の人が若者の気持ちに共感できないと切り捨ててしまうのは、間違っているのである。
70歳の人にも若者の気持ちを伝える己の文章力や表現力のなさである。
父親には私の小説には説明が足りないと言われた。
説明が長いと、読者が飽きてしまうのではないかと思っているのだが、もう少し足したほうがいいのだろうか?
まだまだ小説を書くことが試行錯誤である。
余談だが、昨夜、寝る前にこのブログを読み返したのだが、まぁ文章がまとまっていない自分にびっくりした。
特に躁のときの文章。
こんなブログをいつも読んでくれる方々、ありがとうございます。
長い文章だけれど、長いと感じない読みやすい文章を目指します。