がらくた

双極性障害と、本と映画と、日常と、小説ポエム書いて非日常へと。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ベビードールのきかた

とある事情でベビードールを持っている。こんなの日常で着ないと思いつつ、新品同様のベビードールを捨てるのも気が引けてずっと取っておいたのが、お風呂上がりで身体が火照っているときや、お布団に入るときに、ベビードールは便利だと思った。 さらさらと…

ラジオでの出会い

ラジオ局がスペシャルウィークだから。というわけではないが、JUNKを二夜連続、珍しくオンタイムで聴いている。 気になる曲があり、ネットで探しているのだが、どうしても見つからない。 一時間iPadとにらめっこをし、それこそ血眼になるまで探したが、こん…

電撃転院

病院を電撃転院しました。 そういえば、その病院がいかに酷いかというのを実はブログで書きかけていたのだが、まぁ、その話はまたの機会に。 で、目から鱗だった話。 舌でその人の健康状態が分かるらしい。 今日病院にて舌を見せろと言われた。 そういえば、…

口に出す魔法 〜九月十九日までのこと おわり

現実を迎え入れる準備、と言いつつ、誰にも邪魔されない一人暮らしの空間がまた、父親の訪問によって不自由な監獄のような空間になるのを恐れていた部分はある。だから、ケータイの電源を入れた部分もある。なんだか情けないことのように思えるかもしれない…

迎えの日 〜九月十九日までのこと3

私の母親はとても過保護だ。連絡もなく一人暮らしの家に来る。はっきり言って私はそんな母親が嫌いだ。「あなたのため」といかにも母親らしいことを言うが、いざとなると助けてはくれない。要するに、母親面したいだけなのである。私の住んでいる場所が田舎…

ラーメンのノリで鰻を

ブログをまた始めてはいいものの、とてつもなく恐ろしく暗い内容になってしまった。まぁ、そういう部分も自分であるから、これからも自分のことは包み隠さずに話そうと思う。思ったよりも閲覧数が多く、一つのブログを書くのに二千字かそれ以上書いてしまっ…

【短編小説】プライド

お母さん。お父さん。ごめんなさい。今から自殺します。 なぁんて思わなかった。自殺するのはほんとうだ。だけど、ドラマみたいにこんな先立つ不幸をお許し下さい。なんてことは一切思わないのが不思議だ。よく自殺志願者にはこう言う人がいる。「君が死んだ…

怖い! 〜九月十九日までのこと2

「ちがう、そうじゃない。だからこう言っているじゃないか」バキュームの音が私の耳に激しく響く。患者はバキュームの先端に舌をぴったりとつける。その瞬間に音はぴたりと止む。一瞬静寂のように感じた。と思った次の瞬間、父親の低い声。「音が出なかった…

深海の孤独 〜九月十九日までのこと1

昨日は久しぶりにお風呂の掃除をして、足元が冷えると感じたので、湯船にも入った。好きなアロマをお風呂で炊いて、良い香りに包まれながら、のんびりと幸せな時間を過ごすことができた。今朝はパンを焼いてコーヒーとヨーグルトを食べ、カリカリに焼けたト…

樹木希林の暮らしぶりについて

樹木希林の訃報を聞いて、メディアで彼女がたくさん取り上げていて、生前の彼女の様子を聞く機会が多い。 個人的には、旦那である内田裕也が酔って帰ってきて暴れそうになったときに、鉄パイプで応戦しようとした話が好きだ。芸人のように大声で話したり、テ…

【短編小説】プライド

お母さん。お父さん。ごめんなさい。今から自殺します。 なぁんて思わなかった。自殺するのはほんとうだ。だけど、ドラマみたいにこんな先立つ不幸をお許し下さい。なんてことは一切思わないのが不思議だ。よく自殺志願者にはこう言う人がいる。「君が死んだ…